昨今、家族のみのコンパクトな挙式を挙げるカップルが増えているよう。
大人数になるとお金も準備もかかりますし、一人一人と話すことができないというデメリットが。
我々も家族のみの挙式を挙げましたが、退屈しない式にするには?をずっと考えて当日を迎えました。
少しでも「これだ!」というアイディアがありますように。
- 家族のみ挙式を予定しているが、盛り上がるか不安に思っているカップル
- 家族のみ挙式でどんなプログラムにしたらいいか悩んでいるカップル
結婚式場決めてきた!!式なし両家親兄弟のみ8人で家族婚👰🏻♀️🤵🏻♂️楽しみ🤍
— ほの (@honooooooll) April 22, 2023
結婚式はしても良いけど披露宴はしたくないで意見が一致したの、奇跡だな。結構意見が様々と聞くので…。氏神様の前で家族のみ参列結婚式をして食事して終わり、が良いな( 'ω')
— らん@CS (@ranrantech) October 26, 2023
なぜ、家族のみ挙式は盛り上がらないか?

初対面の人が多いから
家族のみ挙式の場合、相手の家族とは初対面のゲストが多いはずです。
特に、顔合わせに参加していない兄弟姉妹や祖父母、甥姪などは「初めまして」状態です。
コミュ力が高ければ問題ないですが、なかなか初対面の人とワイワイ話すのは難易度が高いですよね。
おとなしい家族であればなおさらです。
参加者が少ないから
家族のみ挙式の場合、参加者は多くて20人前後。
友人や同僚を呼ぶ大規模な結婚式と比べると、人数はコンパクトです。
ゲストが少ないことで、会話がなかなか盛り上がらないことがあります。
ゲストの年齢層が高いから
家族のみ挙式の場合、友人や同僚を呼ぶ結婚式よりも年齢層が高くなる傾向があります。
年齢層が高いことで、おしゃべりも少なくシーンとなる時間が生まれやすくなることもあります。
落ち着いた雰囲気は良いですが、あまりにも静かだと開催側は気になってしまいますね…!
余興が少ないから
家族のみ挙式だと、余興が少なくなる傾向にあります。
友人スピーチや余興、お色直し時の演出などもなくなることが多いので、淡々と進行してしまうことも。
余興があると歓声や拍手も起こりやすいですし、笑い・感動など様々な感情を生み出すことができます。
家族のみの挙式だと、大掛かりな余興をしにくいのがデメリットといえます。
「初対面の人が多いから」はこれで解決!

まず、初対面の人が多いことで盛り上がらない状況を脱しましょう!
ゲストのプロフィールシートを用意する
席次やメニュー表と一緒に、ゲストのプロフィールシートを用意しましょう!
新郎・新婦のプロフィールシートを作ることは多いですが、ゲストそれぞれのプロフィールを作れるのは家族挙式の少人数ならでは。
顔写真と名前、年齢、趣味など、会話のネタとなるような内容を盛り込めるとベターです。
乾杯後に家族紹介パートを作る
最初の乾杯をしたら、家族を紹介するパートを用意しておきましょう。
紹介の方法は、家族の性格や特性などを踏まえて決めてあげてください。
- 新郎・新婦から紹介
控えめな家族・口下手な家族であれば、新郎新婦が自分の家族について紹介してあげましょう。 - 順番に自己紹介してもらう
おしゃべりな家族・陽気な家族であれば、順番に自分の自己紹介を話してもらいましょう。事前に、話してほしい項目を伝えておくとスムーズです。 - 家族紹介ムービーを流す
家族に負担をかけたくない意向があるなら、家族紹介ムービーを流す方法もあります。昔の写真なども入れながら、5分ほどのムービーがいいでしょう。
事前に家族会を開いておく
もし家族の予定を合わせることが可能であれば、挙式前に家族会を開いておくのもよい方法です。
お互い顔見知りになってから挙式に参加すれば、会話も盛り上がりやすいです!
「参加者が少ないから」はこれで解決!

ゲストが少ないのがメリットでもありデメリットでもある!メリットに変える方法をご紹介します。
縦長テーブルではなく円卓にする
新郎・新婦がお誕生日席で、縦長のテーブルに向かい合って座る形式だと、どうしても距離ができてしまいます。
円卓の形にすれば、比較的距離が近くなって会話が生まれやすいです。
また、お互いの顔を見えやすくするために、テーブルに配置するお花の背を低めにすることをお勧めします。

背の高い花や飾りを配置してしまうと、壁のようになってしまいます…
参加型演出を取り入れる
ゲストが少ないからこそ、全員参加してもらえる演出・余興を用意しましょう!
- 家族へのファーストバイト
新郎新婦間でやるケーキのファーストバイトですが、感謝の気持ちを込めて家族に食べてもらう形に! - ゲストによる新郎・新婦紹介
家族に自分たちのことを紹介してもらう余興を設定。思い出話も交えながら紹介してもらうと盛り上がります。 - 思い出ビンゴ大会
ビンゴの番号ごとに思い出エピソードを紹介。ビンゴも楽しみつつ、それぞれの家族の雰囲気も理解することができます(景品もあると盛り上がります!)
感謝を伝えたり、家族紹介をするような演出・余興だと一石二鳥です。
新郎新婦が積極的に動く
ゲストが少ないからこそ、新郎・新婦が動いて会話を盛り上げましょう!
お料理メニューを運んであげたり、飲み物を取ってあげたりするのもいいですね。
(ただし、新婦はドレスや着物が動きにくいので無理をせずに…)
場所を移動して座ったりして、写真撮影を楽しんだり会話を楽しんだりしましょう。
「ゲストの年齢層が高いから」はこれで解決!

ゲストの年齢層が低いと、どうしても落ち着いた挙式になりがちです。
盛り上がらなくてもOKと割り切る
そもそも家族挙式をする理由について改めて考えましょう。
盛り上がることが重要ではなく、家族が喜んでくれたり、家族へ感謝の気持ちを伝えることが大事ですよね。
無理やり盛り上げようとせず、自分たちの挙式を楽しむようにしましょう!
落ち着いた挙式もいいものですよ。
若いゲストに盛り上げ役を頼む
挙式が盛り上がらず、家族が楽しんでくれているか心配…という方は、若いゲストに盛り上げ役を頼んでおきましょう。
いつもより声を大きめに話してもらうとか、周りに話題を振ってもらうとか。
仕込みが必要ですが、一人でも賑やか役の人がいると、雰囲気も和やかになりますよ。
(挙式が終わった後、個人的にお礼をするのを忘れずに…)
家族アルバムを配置する
高齢層でも盛り上がれる話題といえば、昔の思い出話です。
両家の思い出アルバムを作成して、テーブルに配置しておくと話のネタになりますよ。
余裕があれば、一人一つアルバムを作って渡してあげてもいいでしょう。
アルバムを見ながら「こんなことあったよね~」と盛り上がってもらいましょう!
「余興が少ないから」はこれで解決!

家族のみ挙式だと、余興はしないという人も多いはず。
でも、淡々とした式になってしまうのでは?と不安になっている方、以下のアイディアはいかがでしょう?
新郎新婦がおもてなしする演出を取り入れる
家族のみ挙式であれば、ゲストにはリラックスしてもらい、新郎新婦が余興をするのも一つの手です。
- 【楽器ができるなら】二人で楽器演奏、弾き語り
その場で演奏を披露すると盛り上がります!家族も知っている選曲にしてくださいね。 - 【料理が得意なら】二人で手作り料理のふるまい
席を外したかと思いきや、手作り料理を持って現れます。料理説明もしましょう! - 【ダンスが得意なら】二人でダンスパフォーマンス
余興の定番、ダンスの披露です。練習風景をムービーに撮っておくと良い思い出になりますよ。 - 【動画編集ができるなら】二人のヒストリームービーの上映
二人の自己紹介・家族の紹介をムービーに作って上映すると、雰囲気が和みます。 - 【式場シェフと連携できるなら】料理格付けクイズ
例えばデザートを二種類用意して、どっちが高いか当ててもらうクイズをします。ただの食事も楽しくなりますね。
ゲストをおもてなしするという気持ちで臨むと良いですよ♪
余興として「家族クイズ」をやる
クイズって盛り上がりますよね!「家族クイズ」を作ってみんなでやれば、両家の理解にもつながりますし場も和みます。
クイズ後の会話のネタにもなっていいですね。
- 新郎・新婦の子どもの頃の夢は?
- 新郎・新婦の子どもの頃のあだ名は?
- 新郎・新婦の子どもの頃の好物は?
- 新郎・新婦が子どものころにハマっていたアニメは?
- 昔の家族旅行で新郎・新婦がやらかしたことは?
- 両親の出会い・なれそめは?
- 新郎・新婦のプロポーズの言葉は?
4択くらいのクイズにすると、答えやすくて楽しいですよ!
写真撮影の演出を増やす
余興が難しければ、写真撮影をする演出を増やして思い出を残しましょう!
- アイテムを用意(バルーン、花束、ガーランドなど)
- フォトブースを用意
- ゲスト一人一人と写真撮影する時間を作る
- ポーズを指定する(ポーズを書いたくじ引きを引いてもらい、ポーズを指定)
色々なアイテムをそろえておくと飽きません。
まとめ:おもてなしの気持ちがあれば盛り上げられる!
家族のみの挙式は、人数が少ない分工夫次第でゲストを楽しませることができます。
「祝ってもらう」というより「今までの感謝の気持ちを伝える」「家族に喜んでもらう」という目的で挙式をすると、自然とうまくいくはずです。
ぜひ実践してみてください!
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