同棲解消が決まって精神的につらい…でもやらねばいけないことがありますよね。
同棲解消が決まった時に多くの人が困るのが、共同資産である家具・家電の処理です。
2人で買った家具って誰のもの?
同棲解消したら、どうやって家電を分けたらいいの?
そんな疑問に答えます!
私の友達カップルから聞いた体験談や、ネット上の情報をもとに、私なりにまとめています。
- 同棲解消が決まって、家具・家電をどうしたらいいか悩んでいるカップル
- 同棲解消後の家具・家電の処分でもめているカップル
- 同棲解消を考えているが、家具・家電の処分方法が分からず別れられないカップル
また、同棲を解消しようか悩んでいるカップルはこちらの記事もぜひ読んでください!
前提:家具家電はお金を出した人のもの
まず前提ですが、家具・家電は二人で使っていたとしても、お金を払った人のものだと考えるべき。
二人でお金を出し合って買ったものが「共同資産」です。
私たちの場合だと、以下のような分け方になります。
共同資産(二人で買ったもの) | 共同資産ではない(どちらかが買ったもの) |
---|---|
・テーブル ・ソファ ・クッション ・食洗器 ・プロジェクター ・キャンプ用品 ・棚 など | ・ベッド、布団(それぞれ) ・冷蔵庫(パートナー) ・洗濯機(パートナー) ・レンジ、オーブン(わたし) ・仕事用の机、椅子(それぞれ) ・仕事用モニター(それぞれ) ・照明ライト(それぞれ) など |
家の中にある家具は、どのように買ったかちゃんと管理しておきましょう。
ちなみに、多く払った方が所有権を持つわけではなく、少しでも二人でお金を出し合った家具・家電は、共同資産になります。
同棲解消の時は、まず家具・家電の所有者を明確にします。
一方的な同棲解消であれば、原因となった側が譲る
片方の都合による同棲解消であれば、同棲解消の原因となった側が家具・家電を相手に譲る心構えの方がよいでしょう。
- 浮気した、他に好きな人ができた
- 一人になりたい、自由になりたいと言い出した
相手からしたら予想外の同棲解消なわけですから、それくらいはしてあげましょうよ。
もし、譲られた側が「いらないからあげる」と言ってきてくれたものは、ありがたくもらってOK。
もちろんどちらにも言い分はあるでしょうし、「片方の勝手な都合」とは簡単に言えないですよね、わかりますよ。
ここで、次のようなことを言い出してしまうと平行線です。
確かに浮気したのは俺だけど、相手が俺に冷たいから浮気したんだ!
確かに「一人になりたい」って言ったのは私だけど…相手の束縛が強すぎるのがいけないんだよ!
だからこそ、すっぱり別れるためにも、切り出した方が割り切って動いてあげましょう。
逆に切り出された側は、強気に共同資産を取りに行ってもよいと思います。
話し合いの上での同棲解消であれば、できるだけ円満に
片方の都合ではなく、お互い話し合ったうえで同棲解消したのであれば、できるだけ円満に共同資産を分けたいですね。
逆恨み、裁判沙汰などになるのはお互い良くありません。
以下のような方法が、比較的円満に分け分けできます!
欲しいものを指名するドラフト制
共同資産である家具・家電をリストアップしたら、欲しい順にそれぞれ指名していきます。
被らなければそのままもらう。被ってしまったら、話し合い or じゃんけん で決定。
そう、家具・家電のドラフト会議を開催するのです。
二人とも選ばなかった不用品は、売りに出すか処分します
欲しいものが被ってしまったときの決め方は色々とありますが…お互いが納得できる決め方がベストです。
- 購入時にお金を多く払った方が貰う(お互いの支払金額が分かる場合)
- 同棲中に、使った頻度が高い方が貰う
- 新しい環境で、使う頻度が高い方が貰う
- 被ったリストの中から、購入金額(=価値)が均等になるように割り振る
思い切って全部処分する
共同資産は、すべて思い切って売りに出してしまう方法も円満です。
新しい生活に、二人の思い出が詰まった家具・家電なんか要らんでしょという考えです。
利益は、売れなかった大型家電を処分する際の出費に使い、余った分は二人で分けます。
ただ、中古やフリマサイトに出品していると、売れるまでに時間がかかります。
一刻も早く同棲解消したい場合は、様々なジャンルを出張買取してくれるところに頼むのが一番楽です。
もちろん専用サイトの方が高く買い取ってもらえますが、色々なお店とやり取りする手間を考えたら、一発で引き取ってもらえた方がありがたい!
私がよく使っているのは、エコリングです。家電は5年以内なら引き取ってもらえます!
クッションやカーペット、カーテン、寝具は取扱不可なのでご注意ください。
家具・家電の処分に関して知っておきたいこと
同棲解消時の家具・家電の処理について、あらかじめ知っておいた方がいいこともチェックしておきましょーう!
話し合いせずに家具家電を持ち出しはNG
勝手に共同資産である家具・家電を持ち出すのはNGです。
二人で買ったものは二人の資産になりますので、最悪「窃盗」になります。
また、勝手に処分してしまうと「器物破損罪」に問われる可能性もあります。
話し合いができない状態ということは、かなり揉めている状態であることが想像できますので、逆上して訴えられるリスクも考えておきましょう。
ちゃんと話し合って、どうするか決めようね。
引き取るとかえってお金がかかるケースもある
もらえる家具家電はできるだけもらっといた方がええやろ!
と思うかもしれませんが、かえってお金がかかる可能性があるので、本当に必要なものだけ引き取るようにした方がいいです。
引越しのとき、冷蔵庫や洗濯機などがあるとトラック台数が変わり料金UPになりますし、処分するだけでもお金がかかります。
年季が入った家具・家電だと、すぐ壊れてしまう可能性もあります。
大きなソファをもらったはいいが、新居にサイズが合わず、結局粗大ごみ代を出して処分しなければいけなくなった…というケースも多くみられます。
ガツガツしないこと!
「事前に話し合っておく」は現実的ではない
よくネット記事で
- 同棲解消したときに家具・家電をどうするか、冷静な時に話し合っておこう!
と書いてありますが、現実的ではないです。
だって…その話、いつするの?
二人でソファを買ってルンルンなときに「これ、同棲解消したら私が貰うね♪」なんて言ってごらんなさいよ。
お、おま、なんで今そんなこと言うの?!雰囲気ぶち壊しやぞ!
あと、実際に同棲解消になったときでは状況が違いますから、結局また話し合うことになるはずです。
「ごめん…ソファは私が貰うって言ったけど、私実家に帰るからソファ要らない…邪魔…」
ってなりますからね!
また同棲解消の話をしたあと、冷静になっていない状態ならなおさら
ソファはお前が貰うって話になってたっけ?聞いてないよ!
って言われる可能性大です。
話し合いは、実際に同棲解消が決まってからで遅くないと思います。
まとめ:できるだけ円満な同棲解消を目指そう
- 同棲解消になったときの家具・家電の処理方法
- まず所有者が誰か・共同資産か確認する
- 共同資産の場合は、どちらがもらうか決める必要がある
- 一方的な同棲解消であれば、原因となった側が家具・家電を譲る
- 円満な同棲解消であれば、ドラフト制・全処分などの方法がある
- 同棲解消するときの家具・家電取り扱いの注意点
- 話し合いをせずに家具・家電を持ち出すのは罪になる
- 引き取るとかえってお金がかかることがある(欲張りもほどほどに)
- 「事前に話し合う」は現実的ではないからしなくていい
同棲解消後の家具・家電のやり取りはつらいものですよね。
100%お互いが納得する・思い通りになる処分方法はきっとありません。
でも、できるだけ心穏やかに、円満な解決を目指しましょう!
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