30代の大人カップルに伝えたい「自立同棲」のススメ

30代カップルへ自立同棲のススメ 同棲
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同棲・結婚を経て思った、30代カップルに勧めたい「自立同棲」についてのお話。

我々は同棲を始めて早2年以上が経過していますが、特に大きなトラブルや喧嘩もなく毎日楽しく過ごしています。

円満同棲生活の秘訣は、他の同棲カップルとは違う生活スタイルのせいかな?とも思い、我々カップルの同棲生活を少しご紹介したいと思います。

他の人に言うと「え?」と少し驚かれることが多々あるので、珍しいのか?も。

キーワードは「自立」です。

こんなカップルもいるんだなとみてもらえればと!ちょっとでもいいかもと思うものがあれば取り入れてみてください。

こんな人におすすめの記事です
  • 同棲生活がうまくいっていないカップル
  • 他の同棲カップルの生活事情が気になる人

自立同棲とは

これは私が考えた造語です。具体的な定義を言うと、以下の3つが当てはまっているカップルの同棲です。

「自立同棲」とは?
  • 経済的にお互い自立していること
  • 相手に依存しない関係であること
  • 主語が「私たち」になっていること

経済的にお互い自立していること

大前提はこれです。

つまり、【養うため】【養われるため】の同棲はトラブルにつながりやすいということです。

他人の収入ありきの生活をすると、もしものことがあった時に非常に不安定です。

しかも同棲という立場上、パートナーを養う義務はありませんので、いつ関係が切れてもおかしくありません。

非常に不安定な生活となり、精神的にも安定しない…そんな生活はお勧めできません!

経済的に自立していない同棲の例
  • 自分の生活が苦しいから同棲する
  • 実家から出たいけどお金がないので、家を出るために同棲する

相手に依存しない関係であること

自立同棲は、精神的にもお互い自立している関係でないと成り立ちません。

相手に依存していると、様々な行動・思考が「他人軸」になります。

寂しいことを言いますが、お互いのメンタルが「相手がいなくても生活できる」状態であることが理想です。

相手に依存している同棲の例
  • パートナーとずっと一緒にいたいから同棲する
  • パートナーの生活を支援するために同棲する

主語が「私たち」になっていること

こちらはアドラー心理学から拝借いたしました。

「私の人生」「私の幸せ」「私の生活」と思っていると、同棲は上手くいかないです。

かといって、「パートナーの幸せ」ばかり考えている人も、うまくいきません。

「私たちが幸せになるため」に、同棲生活のルールを考えたり将来のことを話したりできる関係が理想です。

わたし
わたし

「相手に依存しないこと」と「主語が『私』になること」は全く意味は異なります

アドラー心理学気になる人はこれみて

なぜ自立同棲を勧めるのか

自立同棲とはどういうものなのかは分かった。

じゃあ、なんで自立同棲がおすすめなの?

対等な関係性を維持しやすい

どちらかに負担がかかる同棲生活だと、無意識に上下関係が生まれやすくなります。

主語が「私たち」になっていれば、家事分担や将来の話し合いもフラットにできる関係が築けます

気軽に意見が言えない関係は、すぐに限界が来ます!

結婚前の冷静な見極めができる

同棲の目的として、「結婚前の価値観のすり合わせをする」ことがあります。

自立した同棲生活をすることで、恋人関係だけでは見えにくい、お金の使い方や生活習慣、価値観のすり合わせがスムーズにできます

パートナーに依存していたり、養われている関係での同棲だと、上手く見極めが出来ません!

わたし
わたし

依存した関係での同棲だと、多少の違和感には目を瞑ってしまったりします

万が一別れた場合も自分の生活を守れる

理想的な話ではないかもしれませんが、同棲していても「他人である」以上、別れの可能性はゼロではありません。

自立した関係であれば、感情に流されず冷静に話し合えるうえ、生活基盤を失うことなく次のステップに進めます

「別れたいけど、別れたら生活できなくなる…」という理由で、ズルズルと付き合い続ける必要がなく、人生の貴重な時間を無駄にしません!

我々の自立同棲の特徴

では、自立同棲の特徴について。

これは我々カップルの例になりますので、他にも自立同棲の特徴はあると思います!あくまで一例です。

食事は別々

基本、我々は食事別々で、お互いが好きなタイミングで好きなものを食べます。

もちろん、必ずではなくたまに一緒にご飯を食べたり外食したりもします、が基本は別。

寂しくないの?と聞かれますが、むしろ快適です。

料理担当の負担が減るし、好きなものを好きな時に食べられるし。

やり方などの詳細はこちら

財布は別々

生活費はお互い半々負担ですが、それ以外は干渉しません

家に結構な面積を使って置くもの以外は、事前相談なしで大きな買い物をして全然OKです。

折半しているお金
  • 家賃
  • 光熱費(電気・水道・ガス・ネット回線費)
  • 食費、日用品費
  • 二人で使う家具・家電

ちなみに、外出した時の費用(交通費、宿泊代、外食代、チケット代など)も完全折半です。

一つの財布にする、とか、お小遣い制にするとか、そういったことはしてません。

お互い毎月○万円貯金しよう!みたいなこともしてません。資産運用も各々で管理してます。

どうしても「男側が多く払う」「収入の多い方が多く払う」としてしまうと、「多く払ってあげている」という意識ができてしまうのでお勧めしません。

また、相手の収入ありきで同棲生活を送るのは危険です。何があるかわからんし。

経済的にも自立したカップルが同棲するのが一番だと思っています。

やっぱり折半が一番いい

同じ部屋にいてもやることは別々

日中は、お互い別々のことをしてることが多いです。

  • わたし:ブログ運営、絵を描く、マッサージ受けに行く、散歩、お菓子作り etc…
  • パートナー:勉強、動画視聴、ゲーム、ランニング、筋トレ、アクアリウム etc…
悩める彼女
悩める彼女

一緒の空間にいて別のことしてるの…?同棲してる意味なくない?

と、よく言われます。が、別になんとも思わないです。

お互いやりたいことがありますし、寂しいと思ったことは正直ないです。

むしろ、ずっと一緒に同じことをしなきゃいけないとなると、自分のやりたいことが全然できません

それに、一緒にできることを常にどちらかが提案しなきゃいけないですよね?たぶん疲れます。

わたし
わたし

「ずっと一緒にいたい!」というタイプだと難しいかも

同じ部屋で別の動画見てますよ

でもメリハリはつけてまして、夜は一緒に同じ動画を見たり、映画を見たりします。

一緒に寝るので、コミュニケーション不足も感じません。

寝る前の会話おすすめ

プレゼントは買わない

記念日・誕生日・クリスマスなどは、プレゼントを買いません

基本的にはデートや外食をしてお祝いして終了です。

プレゼントって何かと悩みますし、どんどんネタが尽きますし、お金もかかりますよね。

さらに、あんまりほしくないものをプレゼントされてしまったら悲しいじゃないですか…。

それよりは、ちょっといい宿に泊まったり、プチ旅行したり、高級レストランでコース料理を食べたりした方が楽しいですし、思い出にも残りますしおすすめです。

モノが増えるより体験を増やした方が良いと我々は考えます!

体験プレゼントはいいぞー

どうしてもあげたいものがあったら、サプライズでプレゼントを買うのはアリです。

が、欲しいものが合ったら自分で買うというのが我らのルールです。

もしプレゼント交換するとしたら、お互い予算を決めて買います(差が出ないように)

連絡はほぼしない

業務連絡以外の連絡はほぼしないです。

「今から帰る」「帰り遅くなる」「スーパー寄るけど何かいるか」くらいです。

また、お店のリンクやファイルを送ったりするときだけLINEを使います。

付き合い初期、私は彼氏とはもう少し連絡を取るタイプでした。が、パートナーが全く連絡しないタイプ。

最初は「連絡少ないなー」と不安でしたが、だんだん「こういう人か」と理解し、今では全く気にならなくなりました。

パートナーが友達と旅行に行っていた間も、特に連絡は取り合いませんでした(帰宅時間くらい)。

常に連絡したい=不安だから安心したい、なところがあるのかもしれませんね。

一度だけ、次の日が仕事にもかかわらず朝まで帰ってこなかったときは、事故に巻き込まれたんだと思って超心配しました。

家事分担はしない

実は、明確な家事の分担はしていません。なんとなーく、以下のような分担でよくやってるかもくらいです。

わたしパートナー
洗濯、掃除食器洗い、ゴミ出し
よくやる家事

なぜ家事分担を決めないかと言うと、その時の状況によって担当が変わるから。

パートナーが忙しいときは私が食器洗いもやりますし、私がしんどそうなときはパートナーが洗濯してくれたりします。

気づいた方がやり、やってもらったときは必ず「ありがとー!」と伝えます(これめちゃ大事)。

そうすることで、自分に余裕があった時は「この間やってもらったなあ」と思って率先して家事ができております。

最近分担が偏ってるかもと思うときは「最近ずっと洗濯担当してくれてありがとね」と改めて感謝を伝えます(これもめちゃ大事)。

私は掃除全般やりますが、掃除自体がストレス発散になるタイプなので、むしろやりたい派なので全然ストレス溜まらないです。

どうしても偏っちゃうカップルは、ちゃんと分担を決めたほうがいいと思います!

「月次報告会」を実施する

他にもやってる同棲カップルもいそうですが、我々は結構システマチックに月次振り返りをします。

この月次報告会では、月に1回以下のことを話します。

  • お金の清算・振り返り(完全折半のため)
  • デート・生活について振り返り
  • 相談したいことを議題持ち込み
  • 来月の予定・目標の確認

厳密に全部の項目を上から順に話しているわけではないですが、だいたいこんな内容です。

改めてみると会社みたいですが、非常にワークしていてやっててよかったなと思います。

詳細はこちら

あとあと、二人で「ビジョンボード」を作って未来のすり合わせもしてます。これ大事。

ビジョンボードの作り方はこちら

セックスする日は事前に決める

我々は、事前にやる日を決めています。

同棲が始まった時、お試しでやってみたところとても快適でして。レス解消にも一役買っております。

周りからは結構びっくりされます。

が、セックスに不満が溜まっている同棲カップルはぜひやってみてほしい。一回。ほんとに。

メリットたくさんですよ

気を付けていること

上記のような同棲生活を過ごしていますが、普段から気を付けていることもあります。

寝室は同じ、寝る前に必ず会話

結構コミュニケーションが少なそうな印象を受けると思いますが、私たちは毎日寝る前に10分~1時間くらい会話します。

寝室はあえて分けず、1日の最後を一緒に過ごすことでコミュ不足を解消しております。

くだらん話もしますし、将来のことを話したりもしますし、スケジュールの調整、仕事の不満、相手の直してほしいことなど幅広く会話します。

詳細は別記事に書いてます

これから同棲するカップル、寝る部屋は一緒にすることをお勧めいたします!

また、ベッドはシングル2台をおすすめします。詳しくは別記事で。

シングルベッド2台はいいぞー

相手に期待をしない

よく言われますが、相手に期待をしないことはすごく大事です。

相手はコントロールできないものだと認識し、見返りを求めて行動することを一切しません。

悩める彼氏
悩める彼氏

俺が疲れているの、気づいてくれないかなー

とかは一番やっちゃだめです。言わないと分からないです。相手はエスパーじゃないんですよ。

疲れてて何かやってほしいときは自分から伝える、これ大事です。

私は家事をやっても気づいてほしいとは思いませんし、記念日のサプライズとかはマジで何も期待してません。

「期待しない」は本当に大事よ

一番は「自分」

なんだかんだ、一番は「自分」であるという意識は忘れないようにすることです。

勝手に相手に尽くしてしまう、相手優先にしてしまう、相手の顔色を伺ってしまう、これはすべてNGです。

「パートナーに幸せにしてもらおう」という考えは良くないです。

自分が辛かったら遠慮せず相手に相談する。場合によっては同棲解消する。これくらいの勢いが必要と考えます。

自分で幸せになれ!自分の幸せは自分で感じろ!

もちろんストレス発散も自分でやる
寂しいときも自分を磨くチャンスと捉える

まとめ:お互い自立していると同棲はうまくいく

まとめ
  • 円満な同棲生活はお互い自立することが必要
  • 自立同棲の特徴(我々の場合)
    • 食事は別々
    • 財布は別々
    • やることは別々
    • プレゼントは買わない
    • 連絡はほぼしない
    • 家事分担はしない
    • 「月次報告会」を実施する
    • セックスする日は事前に決める
    • 寝る前に必ず会話する
    • 相手に期待しない
    • 一番は自分である!

我々の同棲生活は、おそらく一般の人が想像しているような「甘々な同棲生活」とはほど遠いと思います。

「冷めてる」と思うかもしれません。でも、我々はとってもラブラブです!

ただ、精神面・経済面・生活面すべてにおいて、相手に依存してないだけなんです。

依存してしまうと、パートナーと離れられなくなり上下関係ができてしまいますし、衝突も増えてしまうと考えます。

お互い自立した、円満な同棲生活を送りましょう!

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