同棲カップルが結婚する意味ってあるのか?結婚するメリットを考えてみた

結婚するメリットを考えてみた 結婚
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同棲していると必ずぶち当たる壁「結婚する・しない問題」。

今回は、結婚するメリット・結婚しないメリットを整理し、どんな人が同棲後に結婚すべきかを考えてみたぞ。

こんな人におすすめの記事です
  • 結婚をしようか迷っている同棲カップル
  • 相手から結婚を迫られているが、なかなか決断できない人
  • 結婚したくない派のパートナーに対し、結婚を説得したい人
  • 結婚したい派のパートナーに対し、結婚しない選択肢を提示したい人
時間のない人向け要約
  • 結婚した方がいいカップル
    • どちらかの収入が低い・無職なカップル
    • 少しでも経済的にお得になりたいカップル
    • 子供が欲しいと思っているカップル
  • 結婚しない方がいいカップル
    • どちらも性を変えたくないカップル
    • 今後別れそうな気がするカップル
    • お互い経済的に自立したいカップル

最初に

まずこの記事では、他のサイトによくある以下の項目を結婚のメリットとして含みません。

  • 寂しくない
  • 好きな人と一緒に居られる
  • 助け合える

なぜなら、結婚せずに同棲していても得られるメリットだから。

同棲すれば、寂しくないですし一緒に居れますし助け合いもできますし。

この記事では、わざわざ法的に婚姻関係を結ぶ・結ばないメリットを解説しています。

同棲カップルが結婚するメリット

まずは、同棲カップルがわざわざ婚姻関係を結ぶメリットは何なのか?を整理しました。

配偶者控除を受けられる

どちらかの年間給与収入が103万円以下であれば、「配偶者控除」を受けられます。

年収が103万以上あっても、201万以下であれば「配偶者特別控除」が受けられます。

つまり、片方が収入が少ない・無職のカップルであれば、結婚したほうが節税になります

お互い共働きで、201万以上の年収がある場合は適応されません。

家族割・世帯特典を受けられる

例えば、通信費や保険の家族割、JALのマイル特典、11/22(いい夫婦の日)の夫婦特典など。

結婚していると受けられる特典がたくさんあります!

結婚ではなく、同棲段階から受けられるものもありますので、早めに適応するのがいいですね。

不妊治療の助成金を受けられる

2022年4月から不妊治療が保険適用となり、不妊治療の費用負担が減りました。

さらに助成金を出している自治体もあり、不妊治療を受ける予定の方は助成金を受けない手はありません。

ただし、自治体の助成金は「婚姻関係のある夫婦であること」が条件になっていることが多いです。

子供を希望していて不妊治療を受ける予定があるカップルは、結婚していた方が金銭的メリットがあります。

未婚でも解決策あり:医療行為の同意や面会が容易

結婚していれば、パートナーが入院や手術を行う際、配偶者が同意書にサインし医療行為を進めることができます。

ですが、未婚カップルの場合は戸籍上「他人」のため、同意書へサインすることができません

時には、医療行為に関する説明を受けることすらできなかったり、入院中の面会も拒否されることもあります。

上記のケースは、事実婚・内縁であることを証明する書類があれば、サイン・面会できる可能性があるようです。

事実婚・内縁であることを証明する書類例
  • 「妻(未届)」「夫(未届)」の記載がある住民票や賃貸借契約書
  • 「被扶養者」と記載がある保険証
  • 結婚式を挙げたことが分かる書類
  • 同居期間が3年以上あることが分かる書名

など

※必ず事実婚・内縁を証明できるとは限りません。

でも、緊急事態のときはスムーズに対応したいですよね…。

未婚でも解決策あり:相続権が得られる

仮に自分やパートナーが亡くなった時、残った財産は配偶者が相続します。

もし結婚していない場合は、パートナーは法律上「他人」となるので相続権利がありません

ただし、事前に遺言書に明記していれば、未婚のパートナーが遺産相続することが可能です。

しかし、不慮の事故などで突然の死であれば、遺言書を残していないのが普通…。

相手のことを考えると、結婚していた方が突然のトラブル時も安心ではありますよね。

未婚でも解決策あり:子供の共同親権を持てる

未婚のカップルに子供ができた場合、子供は母親側の戸籍に入り、親権も母親が持つことになります。

子供に関する書類に対して、親権者のサイン・同意が必要なことが多いため、親権が無いと不便なことが多いでしょう。

わたし
わたし

例えば、子どもが入院・手術をすることになった時は親権者の同意が必要なので、親権のない未婚の父親のサインは無効になってしまいます。

未婚の父親も、「認知届」を役所に出すなどの手続きを行えば親権を取ることができますので、婚姻関係がないといけないわけではありません。

しかし、子供が欲しい場合は、結婚していた方が手続きなどはスムーズですね。

2024年、離婚後の共同親権導入の動きがあります。
事実婚についてはまだ触れられていませんが、今後、事実婚が一般的になったら共同親権が認められるかもしれませんね。

同棲カップルが結婚しないメリット

次に、あえて婚姻関係を結ばないことによるメリットも整理します。

性を変える必要がない

現在の日本では、結婚したらどちらかの戸籍に入るため、性を変える必要があります。

一般的には女性の方が性を変えますが、名前が変わると色々と手続きが大変です。

結婚しなければ、名前を変える必要が無いところはメリットですね!

親族付き合いがない

結婚は、本人同士だけではなく家族同士とのつながりも強くなりますよね。

結婚のデメリットとして「義家族との付き合いが大変」というものがあります。

わたし
わたし

年末年始に挨拶へ行かなければいけないとか、法事のお手伝いをしなければいけないとか…

結婚しなければ、そういった相手側の家族との付き合いに参加しなくてもいいのがメリットですね。

別れるのが容易(戸籍にバツが付かない)

結婚してしまうと、離婚するときに様々な手続きが必要なので、かなり大変です。

単に離婚届けを提出すればいいだけではなく、以下の処理も必要となります。

  • 住民票の変更
  • 世帯主の変更
  • 各証明書の名義変更(旧姓に戻す場合)
  • 財産分与の手続き
  • 年金分割の手続き

etc..

また、離婚すると戸籍にバツが付くため、今後再婚する際に離婚の事実を隠すことが難しくなります。

結婚していなければ、様々な手続きをしたり、戸籍にバツをつけることなく別れることができます。

夫婦の扶養義務が発生しない

これは【個人年収が多い方】のメリットになるかと思います。

結婚している場合、夫婦の扶養義務が発生します。

民法によって、夫婦は「同居し、互いに協力し扶助しなければならない」という義務が定められているため、パートナーが自分の収入だけでは生活できない場合、経済的援助しなければいけません。

つまり、結婚しているパートナーが無職となり収入がゼロになったら、あなたはパートナーの生活費を援助しなければならないのです。

もし、お互い経済的に自立し、経済的に困窮したときも自己責任で何とかするスタイルを希望するなら、結婚しない方がいいかもしれません。

まとめ:自分たちのスタイルに合わせて結婚を決めよう

適齢期になったら結婚しなければいけない・同棲したら結婚がゴールだ!という考えは止めましょう。

お互い、どういったスタイルがベストなのかを話し合い、それが実現できるのであれば結婚するという流れの方が絶対に良いです。

結婚したい!と思っている人も、もう一度結婚する理由を考えて冷静に判断しましょう。

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